2009年は、Dance Conversations @ The Flea(毎月行われる4人の中堅振付家が作品を発表し、議論する。)

建築家Alexandre Delaunayとのコラボレーション:

THE ARCHEOGRAPHYなどの活動に情熱を注いでいる。

 

また、様々なアートイベントをとおして、文化交流、社会貢献、そして在米する日本人として、アメリカと日本の橋の役割を担うため、各団体と共に活動中。

 

 

清水まゆ奈 (振付家、ダンサー、アートイベントプロデューサー)

 福島県出身。1997年に渡米、ジョフリーバレエスクール卒業。以後、数々のバレエカンパニー、コンテンポラリーカンパニーのプリンシパルとして踊る。1998年、自身のカンパニー、“ブルー・ミューズ・ダンス”を創設、国内外の多数のダンスフェスティバルに招待される。 2002年、Jerome Foundationから最も期待される振付家に贈られる栄誉ある“The Fund for New Work” を受賞。 2003年、Artist- in-Residence として、クイーンズ美術館座付きの振付家に選ばれ、映像、衣装など、総合美術を駆使した作品を発表。

  2002年、Nanyang Academy of Arts in Singapore に招待され、マスタークラス(バレエ、モダン)で次世代のダンサー育成に情熱を注ぐ傍ら、Jubilee Hallにて3作品を発表。シンガポールのArts Magazine誌に  ...sweeping port de bras(美しい手の動き )"  

" passionate...  fiery movements(火のような情熱的な動き)"     " Reborn.. excellent choreography(“Reborn”作品名―素晴らしい作品) “と好評を得る。

 同年、 ニューヨークタイムズ紙においても、バレエ、コンテンポラリー、モダンに精通している稀な存在として、"Her horizons are wide.彼女はどんな分野のダンスにも精通し、踊ることが出来る。)”と評され、自身がプロデュースしている公演についても同紙から、“A sampler Calculated to catch the eye(観客の目を釘付けにする、緻密に計算されたダンス公演 )”と絶賛を受ける。ダンス関係者からの信頼も厚く、マネージャーとしても活躍、国際交流や文化事業で世界を駆け巡るバッテリー・ダンスカンパニーのディレクター、ジョナサン・ホーランダー氏の目にとまり、“River to River Festival/Downtown Dance Festival”の審査員に抜擢。 2007年のヨーロッパツアーを皮切りに、メンバーとして活躍している。

 現在は、自身のカンパニー、“ブルー・ミューズ・ダンス”での振付をはじめ、建築家とのコラボレーション:THE ARCHEOGRAPHYなどの活動に情熱を注いでいる。また、様々なアートイベントを通じ、文化交流、社会貢献、そして在米日本人として、アメリカと日本の橋の役割を担うことを使命に、各団体とさまざまなコラボレーションを追求している。そのほか、“インニズム・プロジェクト”“Emo Project”を創設し、場所を問わず、様々な公共施設やクラブ、バーなどにおいて、他分野のアーティストとコラボレーションを行なう新企画にも積極的に関わっている。その活動は、演劇、映像家、写真家、作曲家、DJ,インドや各国の伝統楽器奏者、Beat-Boxing, 詩との即興や振付など多岐に渡り、新しい観客の輪を広げている。

 

 

清水まゆ奈の作品について

Title: Silkworm 2009

2003年にクイーンズ美術館で発表した“Silkworm”からソロ部分を抜粋。息をつく間もない世の中で自分の心を失ってしまいそうになりがちな脆い存在である人間が、必死にもがきながらも、蚕が蝶に成長し、美しく羽ばたいてゆくように、変貌に寛容であると共に自分自身の価値観を失うことなく生き続け、また、人が人に当たり前に優しく手を差し伸べることが出来る世の中になるよう・・・という願いを込めたオリジナル作品。

 

 

バッテリーダンス:2010年に向けて

Dancing To Connect はシンプルなコンセプトによって作り上げられた、生徒による、生徒のための芸術教育プログラムです。2006年にドイツで始まり、4年目迎える今まで、30校以上の教育機関、中学校、高校、そして大学に招聘されました。2008年には、ドイツにおいて盲学校、また台湾において2日間このプログラムを通し、客家との交流も生まれ、共同制作した作品を1500人以上の観客の前で披露しました。このプログラムを通じ、生徒は実践的な英語の上達、自己啓発、そして仲間と一つの目標に向かって、事を成し遂げるという団結力など、青春期に必要な様々な要素を心身共に感じることが出来る魅力的な企画です。これに併せまして、日本に拠点を置くダンスカンパニーや振り付け家との合同公演は日本の観衆に楽しんでいただくだけではなく、文化交流の発展の場と言う点でも特別な機会であると考えております。

 

バッテリー・ダンスカンパニーは、芸術とは何か、という探求と追及すること、それを観客、または若い世代に伝えて行くと、いう目的として1976年に芸術監督兼振付家のジョナサン・ホーランダーによって創設されました。(ジョナサン・ホーランダーはアメリカ、ワシントン州出身、インドで現地の伝統舞踊,音楽を学ぶ。マーサカニングハムから奨学金を授与し、マーサカニングハムダンス学校でモダンダンスを学び、トワイラサープダンスカンパニー等で活躍したのち、振付家に転向。)バッテリー・ダンスカンパニーは、ニューヨークのトライベッカ・パフォーミングアーツセンターで毎年定期公演を行なう他、ヨーロッパ、スカンジナビア、南アジア、カリブなどでも数多くの招聘公演に参加。2008年はトルコ、アゼルバイジャン、韓国、モンゴル、中国、台湾、ラオス、ミャンマー、そしてドイツ3都市における国際的な芸術フェスティバル、ダンスカンファレンス、シンポジウムへの参加を通して、ニューヨーク市公認の文化大使という重要な役割を果たしてきました。また、ニューヨークの夏の恒例文化イベントとして知られる「ダウンタウン・ダンスフェスティバル」を主催。今年で25周年を迎える同フェスティバルにおいて、これまで150以上の国内外のダンスカンパニーを紹介し、ロウワーマンハッタンの活性化の一端を担っています。バッテリー・ダンスカンパニーは、2007年から日本人ダンサー、清水まゆ奈を起用。清水まゆ奈は、同カンパニーのメインダンサーとして定期公演で主要なパートを踊る一方、ダウンタウン・フェスティバルの審査員を務め、各国の大学や教育機関でマスタ−クラスの教師を担当。昨年のツアーではホーランダー氏の依頼により自身の振付作品をバッテリー・ダンスのプログラムのひとつとして発表するなど、ニューヨークの地元に根ざしたダンスカンパニーで活躍を続けている数少ない日本人ダンサーと言えるでしょう。

 

 

 

他:所属ダンスカンパニー&団体

 

Third Rail Project

モダンダンス、演劇などの要素を取り入れ、実験的なパフォーマンスを展開するカンパニー。

 

Visions Contemporary Ballet

エネルギー溢れる作品を発表するコンテンポラリーダンスカンパニー。

 

Gendarc Dance Studio

振り付け家を応援するstudio-showingなどが行われるスタジオ。